Q&A 実務家のためのYouTube法務の手引き
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・違反が深刻である,または繰り返される場合・法的義務または裁判所の命令に従うために必要である場合・他のユーザー,第三者,YouTube,YouTubeの関係会社のいずれかに不利益または害を与える(またはその可能性がある)行為が行われているとYouTubeが判断する場合⑶ ユーザーのコンテンツと行動⑷ アカウントの停止と解除111 利用規約のポイント要です。 チャンネルを持っていれば,YouTubeにコンテンツを投稿でき,自分のコンテンツを活用してビジネスや活動を宣伝できます。その際,ユーザーは自身のコンテンツに対する所有権を保持しますが,コンテンツを提供することにより,YouTubeに対して,当該コンテンツを使用(複製,配信,派生物の作成,展示及び上演を含みます)するための世界的,非独占的,サブライセンス及び譲渡可能な無償ライセンスを付与することとなります。 また,他の各ユーザーに対して,YouTubeを通じてコンテンツにアクセスし,(動画の再生や埋め込みなどの)YouTubeの機能によってのみ可能な方法で,複製,配信,派生的著作物の作成,展示,上演などの形でコンテンツを使用する世界的,非独占的な無償ライセンスを付与することともなります。 さらに,ユーザーは,コンテンツの収益化に関する権利をYouTubeに与えることとなります(収益化には,コンテンツ上やコンテンツ内で広告を表示すること,あるいはアクセスの手数料をユーザーに請求することが含まれます)。 ユーザーはいつでもYouTubeの利用を停止することができます。Googleアカウントから本サービスを削除することによりYouTubeチャンネルが閉鎖され,データも削除されます。 一方,YouTube側は,以下の場合には,ユーザーもしくはユーザーのGoogleアカウントによる全部若しくは一部へのアクセス,及び,ユーザーのGoogleアカウントを停止又は解除できるものとされています。 このYouTubeによる解除又は停止が行われる場合,YouTubeからはその理由とともに通知が行われます。ただし,通知を行うことにより,以下の場

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