事案から学ぶ 履行困難な遺言執行の実務
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目 次 13【事案21】 遺言執行者を解任請求する際の留意点─民法1019条 論 点・遺言執行者を解任請求する際、解任審判の申立てと同時にすべきこと・遺言執行者の解任審判が下される前にされるべきこと・遺言執行者の職務執行停止及び職務代行者選任の申立て及び審判がされ【事案22】 遺言の撤回─民法1022条・1025条 論 点・民法1022条と1025条との関係・遺言の撤回後、新たな遺言が作成された場合にどの遺言が有効となるか・遺言の撤回が無効とされた場合にどの遺言が有効となるか・遺言の撤回後、撤回した遺言を有効と扱う旨の内容の遺言が新たに作成【事案23】 前の遺言と後の遺言との抵触、遺言と遺言後の生前処分その他の法律行為─民法1023条 論 点・前後の遺言の内容が「抵触する」(民法1023条1項)場合とは★前後の遺言の「抵触」問題を防ぐには・遺言が遺言後の生前処分その他の法律行為と「抵触する」(民法1023条2 146 148 152反╱一部の相続人または受遺者と敵対関係にある場合╱遺留分減殺請求または遺留分侵害請求を無視して遺言執行が行われた場合╱遺言無効が主張されていながら、一部の遺言執行した場合)項)場合とはるべきタイミング★遺言執行者の解任後、新たに選任された遺言執行者に遺産や資料の引継ぎをスムーズにするための方法された場合にどの遺言が有効となるか・遺言を撤回する旨記載した遺言を遺言者が故意に破棄した場合、どの遺言が有効となるか・妻への「相続させる」遺言後に離婚したが遺言がそのままの場合、「抵触」にあたるか★遺言後の生前処分その他の法律行為との「抵触」問題を防ぐには

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