設問1 設問1 会社に賃貸している土地及び建物の一部についての賃料を、 会社に賃貸している土地及び建物の一部についての賃料を、 会社に賃貸している土地及び建物の一部についての賃料を、 会社に賃貸している土地及び建物の一部についての賃料を、誰がどう収受すべきですか。 長女が会社に対して賃料請求するには、どうすればよいでしょうか。 相続法改正の前後で違いがありますか。 相続法改正前であれば、長女は、賃貸土地等につき被相続人名義のままで検認済自筆証書遺言を示して、賃料額の3分の2の金額を請求できましたが、相続法改正後であれば、法定相続分である3分の1しか対抗できませんので、3分の2の賃料を請求するためは、遺言に基づく相続登記をして、登記面上で3分の2の持分登記をする必要があります。回答1 設問2 設問2 登記面上、共有状態の不動産の共有を解消する方法は、共有 登記面上、共有状態の不動産の共有を解消する方法は、共有 登記面上、共有状態の不動産の共有を解消する方法は、共有 登記面上、共有状態の不動産の共有を解消する方法は、共有物分割ですか、遺産分割ですか。 割合的包括相続させる旨の遺言に基づく相続登記をすると、登記面上は必然的に共同相続人である長女・長男・養子の3名の共有状態となりますが、この共有状態を解消する方法は、共有物分割ではなく、遺産分割によるべきこととなります。回答2 設問3 設問3 後日の相続人間の協議により被相続人の区分所有建物及びそ 後日の相続人間の協議により被相続人の区分所有建物及びそ 後日の相続人間の協議により被相続人の区分所有建物及びそ 後日の相続人間の協議により被相続人の区分所有建物及びその敷地を長男が取得することとなった場合、どのような登記手続をすべきですか。遺言に基づく相続登記が先行している場合には、どのような登記申請をすべきでしょうか。 賃貸土地等が被相続人名義のままであれば、検認済自筆証書遺言と長男が単独取得する旨の遺産分割協議書などを添付して、被相続人から直接長男への相続登記を長男単独で申請できますが、一旦割合的包括相続させる旨の遺言に基づく相続登記を経由していた場合は、長女及び養子名義の持分については、長男が単独取得する旨の遺産分割協議書などを添付して、長女と長男、養子と長男との共同申請にて、遺産分割を登記原因として、回答3 250 第5章 その他の事案
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