離パ
22/54

283 2831§Q70 相手方からの弁護士業務妨害 2872§受任手続中の対応 Q72 養育費と児童扶養手当 298離婚事件受任後,相手方本人が,突然事務所に押しかけてきたり,執拗に電話をかけてきて,直接交渉を求めてきます。この場合,どうすればよいのでしょうか。離婚訴訟の最中に被告の勤務先に源泉徴収票の送付を求める書面を送ったところ,懲戒請求の申立てをされました。どの程度の行為が懲戒事由になるのでしょうか。依頼者(妻)は,現在,夫との間で離婚調停中ですが,親権について依頼者と夫との間で養育費の金額をめぐって争いがあります。子は3人(17歳,13歳,11歳)です。双方とも給与所得者で,夫は,離婚をすると手当削減により年収が減る,離婚後は依頼者が児童扶養手当を受給できるはずだという主張をしているのですが,どのように養育費を定めるのがよいでしょうか。Q73 養育費における私立学校費用の考慮 依頼者(夫)は,現在離婚調停中で,私立高校に通う長男は別居中の妻が監護しています。妻は,私立高校の学費を養育費に上乗せ請求してきたのですが,学費についても負担を考えなければならないのでしょうか。また,長男に障がいや持病がある場合,どう考えればよいでしょうか。依頼者(妻)はこのほど,協議離婚が成立しましたが,離婚成立時点で,婚姻費用分担請求調停で決まった夫の婚姻費用未払い額が50万円ありました。夫は,離婚が決まったのだから婚姻費用の支払い義務はなくなったと主張しているのですが,未払い費用は請求できないのでしょうか。xviiiQ71 懲戒事件 Q74 離婚の成立と未払婚姻費用の支払い Ⅳ 事件係属中特有の悩ましい相談受任後のトラブル 293 293 296

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る