筆頭者が相手方の氏を称して婚姻し、名の変更をした後、離婚に伴い婚姻前の戸籍に復籍しました。この場合、筆頭者氏名欄の名と復籍する者の名が相違しますがどのように訂正すればよいですか。後輩第21 氏名の変更254 本事例の場合、復籍者が婚姻中に名を変更していることから、名の変更に関する事項を復籍した戸籍に移記します(戸規39条1項8号)。そのため、名欄に記載された名と筆頭者氏名欄の名が齟そ齬ごすることになります。このような場合、市町村長は、職権で筆頭者氏名欄の名を訂正することができるとされています。なお、訂正事由の記載は不要です(「設題解説戸籍実務の処理IX氏名の変更・転籍・就籍編」208頁)。筆頭者が相手方の氏を称して婚姻し、名の変更をした後、離婚に伴い婚姻前の戸籍に復籍した。この場合、筆頭者氏名欄の名と復籍する者の名が相違するが、どのように訂正するかQ244
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