を問題だと思ったのか、⑵代理人弁護士はどのような法的構成をとったのか、⑶判旨はそれらにどう応えたのか、⑷判決の位置づけと今後の展望などを呈示する。 執筆者は、この20年、ジェンダー法学の展開の中で育った世代を中心に、ベテランも加わった。本書が、読者のみなさんの手に取りやすく、実務に役立ち、かつ、ジェンダー法学への関心を喚起するものであれば、編集委員としてこれに勝る喜びはない。 最後に、出版事情の厳しい中、本書を刊行していただいた日本加除出版株式会社、企画、編集、校正まで伴走していただいた編集部の渡邊宏美氏に対し、心から感謝の意を表したい。ありがとうございました。 2023年10月刊行にあたってii編集委員 浅倉むつ子(早稲田大学名誉教授) 神尾真知子(元日本大学法学部教授) 小島 妙子(弁護士) 後藤 弘子(千葉大学教授) 立石 直子(愛知大学教授) 二宮 周平(立命館大学名誉教授) 細永 貴子(弁護士)
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