（出所）国土交通省「平成30年度マンション総合調査結果からみたマンション居住と管理の現状（令和４年４月28日更新）」５頁264と答えた割合は17.1％のみです。つまり、現在においては、区分所有者の大半がマンションを「終の棲家」と考えるようになっていることがわかります。日本全体の高齢化が進み、マンションを「終の棲家」と考える人が増えた結果、とりわけ、老朽化マンションにおいて、区分所有者の高齢化が進んでいます。【図表11】を見ると、完成年次が昭和54年以前のマンションにおいて、世帯主が70歳以上の住戸の割合が47.2％になっており、まさに「二つの老い」が現実化していることがわかります。【図表10 区分所有者の永住意識】二つの老い
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