謝 辞657 報告や執筆の機会の少ない若手研究者・実務家にその機会を与えたいというのも棚村先生の信条の一つです。本書の執筆にあたったのは、そのような学恩を受けた門下生、そして、若き頃、家族と法研究会で棚村先生とともに白熱した議論を繰り広げた先生方が中心です。ご多用のなかご執筆いただきました先生方には心より御礼を申し上げますとともに、諸般のご事情でご論稿の掲載がかなわなかった先生方に対しましては、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。 また、水野紀子先生、窪田充見先生におかれましては、棚村先生とのご友情から、本書の編集代表をお務め下さいました。先生方にはご多忙のなかでご執筆を賜り、本書の構成から章立て、編集方針に至るまで実質的な編集作業を一から一緒に行っていただき、最終的な局面でのご判断をお頼りするなど、ご多忙極まるなかで本書編集に多大なご尽力をいただきましたことを心より感謝申し上げます。 ささやかではございますが、ここに本書を献呈し、棚村先生の末永いご健康とご活躍をお祈り申し上げる次第です。 最後になりましたが、出版事情が大変厳しい折、本書の出版を快くお引き受けいただいた日本加除出版株式会社の和田裕社長をはじめとする多くの皆さまからの温かなご支援ご尽力に対して心からの感謝とお礼を申し上げます。 令和6年1月本書校了後に、編集代表の窪田充見先生の訃報に接しました。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、ご冥福をお祈りいたします。 一同門下生を代表して鈴木伸智北田真理
元のページ ../index.html#31