Ｂ氏永島Ｂ氏永島Ｂ氏20なるほど，いずれも私でも知っているようなものばかりだ。ここまで有名になると，法律で保護されることになるのですね。はい。ただ，不正競争防止法による保護が認められるかどうかは，実際に裁判になってみないと分からないため，やはり，意匠権や商標権など，登録により取得できる権利（工業所有権又は産業財産権）によって，確実に保護を図っていくべきだと思います。ちなみに，不正競争防止法による保護はどれくらいの期間，受けることができるのですか？不正競争防止法は，意匠法や商標法と異なり「保護期間」という概念はありません。周知性や著名性など，法律の要件が満たされる限り保護を受けられますので，ある意味「永遠」ということにもなりそうです２）。おおっ，実際に保護されるかどうか不明確性はあるものの，これも重要な知財の一つですね。【周知な商品等表示の例】「SHIPS」（東京地判令和２年３月18日令和元年ワ第19889号）「京都市立芸術大学」（大阪地判令和２年８月27日令和元年ワ第7786号）【著名な商品等表示の例】「マリオカート」等（知財高判令和元年５月30日中間判決（平成30年ネ第10081号等））（知財高判平成30年10月23日（平成30年ネ第10042号））（東京地判平成30年９月12日（平成29年ワ第43698号））
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