不書5
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 本書は、不動産に関する各種登記の内容に関する解説及びその申請情報に関する書式並びに多種多様な添付情報を掲載した単行本「不動産登記の書式と解説」(不書シリーズ)の第5巻として、「第2編 権利に関する登記」のうち、「第4章 抵当権に関する登記」についての解説及び書式を掲載したものです。 第5巻においては、民法の一部を改正する法律(平成29年法律第44号。以下「改正法」といいます。)により改正又は新設された抵当権に関する登記に関連する規定の内容、及び改正民法の施行に伴う不動産登記事務の取扱いについても解説を加え、添付情報を掲載しています。具体的には、次のとおりです。 ①「法定利率と変動制の導入」(民404条)の解説 ②「事業に係る債務についての保証契約の特則」(民465条の6から465条の9まで)に関連する公正証書を作成した場合と作成しなかった場合のそれぞれの登記原因証明情報例を掲載 ③「債務引受」(民470条から472条の4まで)に関連する抵当権の変更の登記の登記原因証明情報例を掲載 ④「弁済による代位」(民499条・500条)に関連する抵当権の移転の登記の登記原因証明情報例を掲載 ⑤「更改」(民513条から518条まで)に関連する債権者の交替による更改に伴う抵当権の移転の登記の登記原因証明情報例を掲載 ⑥「書面でする消費貸借等」(民587条の2)に関連する諾成的な消費貸借契約があった場合の登記原因証明情報例を掲載 なお、本書においては民法等の一部を改正する法律(令和3年4月28日法律第24号)による改正法の内容についても説明をしています。 第5巻のご利用に当たっては、日本加除出版株式会社刊行の小池信行・藤谷定勝監修、不動産登記実務研究会編著『Q&A権利に関する登記の実務』の『Ⅶ 第4編 担保権に関する登記(一)』、『Ⅷ 第4編 担保iは し が き

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