「尾中賞」とは
家族法の分野において優れた研究をした研究者・実務家に贈る学術賞です。
設立の趣旨
尾中郁夫・家族法学術賞は、弊社第4代社長であった尾中郁夫が生前、出版事業を通して、家族法関係の理論的、制度的な発展に対する多くの助成的な貢献をしたことを顕彰するために設けられました。
家族法の研究に優れた業績をあげ、また啓蒙的な役割を果たした研究者、実務家を表彰するとともに、今後の活躍を期待することを目的としています。
尾中賞には、学術賞・学術奨励賞・新人奨励賞の3つの賞があります。
規則
学術賞
(賞の趣旨) この賞は、尾中郁夫が生前、出版事業を通して、家族法関係の理論的・制度的な発展に対する多大の助成的な貢献をしたことを顕彰するために設けられたものである。故人が、生前において、家族法研究の重要性を強調し、その研究に対して積極的な援助を行った貢献、また、アジア家族法協会を設立するなど家族法の国際的・比較法的研究の必要性を指摘し、多大の尽力と人材の養成に努めた貢献を長く顕彰し、故人の遺志を継承して家族法の研究に優れた業績をあげ、また、啓蒙的な役割を果たした研究者・実務家を表彰するとともに、今後の活躍を期待することを目的とする。
(尾中郁夫・家族法学術賞 規則)
1)本賞は、尾中郁夫・家族法学術賞と称する。
2)本賞は、尾中郁夫の生前における家族法の学問的・実務的発展に対する助成的功績を長く後世に顕彰し、故人の遺志を尊重・継承して、これを設定する。
3)本賞を受ける者(以下、「受賞者」という)は、親族・相続法、その行政的・司法的手続法、国籍法、国際私法、比較法、法制史、家族問題等、広く家族法の分野において優れた書籍等を発表し、学界又は実務界に貢献した研究者・実務家とする。
4)前項の業績は、前年(おおむね1月から12月)に日本国内で日本語で公表されたものを対象とする。
5)受賞者は、原則として毎年1名とする。
6)受賞者は、発表された著作・論文を対象として、各領域の関係者からアンケートによる推薦を得て、これを家族法学術賞選考委員会(以下、「委員会」という)が選考・決定する。この委員会は、原則として5名で構成し、多数決によって決定する。
受賞者が決定したときは、受賞者本人及びその所属機関と公表した出版社に通知する。
受賞者の発表は、毎年3月21日(尾中郁夫の命日)とする。
本賞の贈呈式は、毎年5月28日(尾中郁夫の誕生日)とする。
ただし、上記の該当日が休日に当たるときは、その前日又は翌日とする。
委員会の事務局は、日本加除出版株式会社内に置く。
7)本賞の内容は、正賞並びに副賞(50万円)とする。
8)委員会の委員は、次の方々に委嘱する。(着任順・敬称略)
犬伏 由子(慶應義塾大学名誉教授)
松原 正明(弁護士)
二宮 周平(立命館大学名誉教授)
大村 敦志(学習院大学教授)
早川眞一郎(専修大学教授)
※以下、改訂履歴・略
学術奨励賞
(賞の趣旨) この賞は、尾中郁夫が生前、出版事業を通して、家族法関係の理論的・制度的な発展に対する多くの助成的な貢献をしたことを顕彰するために設けられたものである。 故人が生前において、家族法研究の重要性を強調し、特に法曹人・研究者・実務家等の発掘と育成に並々ならぬ熱意を持ち続けていた遺志を継承し、家族法及び身分法の分野における優れた書籍、論文等に対し奨励するとともに、その将来の活躍を期待して創設したものである。
(尾中郁夫・家族法学術奨励賞 規則)
1) 本賞は、尾中郁夫・家族法学術奨励賞と称する。
2) 本賞は、尾中郁夫の生前における家族法の学問的・実務的発展に対する助成的功績を長く後世に顕彰し、故人の遺志を尊重・継承して、これを設定する。
3) 本賞を受ける者(以下、「受賞者」という)は、親族・相続法、その行政的・司法的手続法、国籍法、国際私法、比較法、法制史、家族問題等、広く家族法の分野において優れた書籍、論文等を発表し、学界又は実務界に貢献した、おおむね45歳以下の研究者・実務家等とする。
4) 前項の業績は、前年(おおむね1月から12月)に日本国内で日本語で公表されたものを対象とする。
5) 受賞者は、原則として毎年1名とする。
6) 受賞者は、発表された著作・論文を対象として、各領域の関係者からアンケートによる推薦を得て、これを家族法学術奨励賞選考委員会(以下、「委員会」という)が選考・決定する。この委員会は、原則として5名で構成し、多数決によって決定する。
受賞者が決定したときは、受賞者本人及びその所属機関と公表した出版社に通知する。
受賞者の発表は、毎年3月21日(尾中郁夫の命日)とする。
本賞の贈呈式は、毎年5月28日(尾中郁夫の誕生日)とする。
ただし、上記の該当日が休日に当たるときは、その前日又は翌日とする。
委員会の事務局は、日本加除出版株式会社内に置く。
7) 本賞の内容は、正賞並びに副賞(30万円)とする。
8) 委員会の委員は、次の方々に委嘱する。(着任順・敬称略)
犬伏 由子(慶應義塾大学名誉教授)
松原 正明(弁護士)
二宮 周平(立命館大学名誉教授)
大村 敦志(学習院大学教授)
早川眞一郎(専修大学教授)
※以下、改訂履歴・略
新人奨励賞
(賞の趣旨) この賞は、尾中郁夫が生前、出版事業を通して、家族法関係の理論的・制度的な発展に対する多くの助成的な貢献をしたことを顕彰するために設けられたものである。 故人が生前において、家族法研究の重要性を強調し、特に研究者・実務家の発掘と育成に並々ならぬ熱意を持ち続けていた遺志を継承し、家族法の分野における優れた書籍、論文等に対し、その将来の活躍を期待し、前途を励ますことを目的として創設したものである。
(尾中郁夫・家族法新人奨励賞 規則)
1) 本賞は、尾中郁夫・家族法新人奨励賞と称する。
2) 本賞は、尾中郁夫の生前における家族法の学問的・実務的発展に対する助成的功績を長く後世に顕彰し、故人の遺志を尊重・継承し、若い研究者の研究とその将来を励ますことを目的として、これを設定する。
3) 本賞を受ける者(以下、「受賞者」という)は、親族・相続法、その行政的・司法的手続法、国籍法、国際私法、比較法、法制史、家族問題等、広く家族法の分野において優れた書籍、論文等を発表した、おおむね35歳以下の研究者・実務家とする。
4) 前項の業績は、前年(おおむね1月から12月)に日本国内で日本語で公表されたものを対象とする。
5) 受賞者は、原則として毎年1名とする。
6) 受賞者は、発表された論文を対象として、各領域の関係者からのアンケートによる推薦を得て、これを家族法新人奨励賞選考委員会(以下、「委員会」という)が選考・決定する。この委員会は、原則として5名で構成し、多数決によって決定する。
受賞者が決定したときは、受賞者本人及びその所属機関と公表した発行所に通知する。
受賞者の発表は、毎年3月21日(尾中郁夫の命日)とする。
本賞の贈呈式は、毎年5月28日(尾中郁夫の誕生日)とする。
ただし、上記の該当日が休日に当たるときは、その前日又は翌日とする。
委員会の事務局は、日本加除出版株式会社内に置く。
7) 本賞の内容は、正賞並びに副賞(20万円)とする。
8) 委員会の委員は、次の方々に委嘱する。(着任順・敬称略)
犬伏 由子(慶應義塾大学名誉教授)
松原 正明(弁護士)
二宮 周平(立命館大学名誉教授)
大村 敦志(学習院大学教授)
早川眞一郎(専修大学教授)
※以下、改訂履歴・略
選考委員会
委員(着任順)
・犬伏 由子(慶應義塾大学名誉教授)
・松原 正明(弁護士)
・二宮 周平(立命館大学名誉教授)
・大村 敦志(学習院大学教授)
・早川眞一郎(専修大学教授)